柿渋ダンボール

柿渋は日本古来の天然素材として平安時代より様々な用途に使用されてきました。 塗料・染料として、はたまた補強材として和紙にも等など紙製品にも愛用され細菌の繁殖防止や、柿渋が布や紙の繊維を固めて強くし防水力を与えたり、繊維を腐らせないようにする作用があります。 和紙や和傘、木器や腕ものの塗料にも昔から使われていました。

日本古来の手法をダンボールに活用して共同開発した柿渋ダンボールは、急速に市場を広げる通信販売事業に対応したダンボールです。 例えば農産地から新鮮な野菜や果物を配送する際にも、害虫を防止し中身も繁殖防止作用で害虫を寄せ付けません。 また、原料を天然の柿渋エキスとしているため、食品に化学薬品等の臭いや味がつかず、新鮮なお野菜に虫がつかないようにする効果があります。

保冷ダンボール

保冷・保温・遮水（防水）効果を持った機能性に富んだ紙箱です。紙にリサイクルでき、環境特性にも優れています。 素材内に空気層を含む為、保冷・断熱効果が抜群です。畜産・魚介類の冷凍冷蔵品の保冷箱として最適です。 青果物等の輸送箱やケーキ等の冷製洋菓子の贈答箱(保冷箱)としても使用出来ます。 従来の発砲スチロールでは保管場所の確保が難しいことがあったり、廃棄の手間や環境問題にも大きく話題となっています。在庫スペースを邪魔しない段ボールとして人気です。

実践１　釣具メーカーのダンボール　実践２　スチール家具のダンボール